元クレジットカード会社社員で審査のプロがあなたのお悩みを解決

このサイトは元外資系クレジットカード会社の審査部に在籍していた運営者が「審査に通る方法」や「審査の仕組み」「審査のやり方」など決して公(おおやけ)にならない審査基準の内容について解説しているサイトです。発行が厳しい属性や与信で重要なスコアリングの項目、さらに発行条件が良く審査通過率の高いカードや合否に関する内容、審査通過の目安など盛りだくさんです。

【目 次】
  1. 入会審査については3Cが非常に重要
  2. スコアリング&信用情報の重要性
  3. スコアリングの配点
  4. Capacity(返済力)で足切りにならないための方法
  5. ブラックリストと信用情報機関の位置づけ
  6. 審査通過のポイント
  7. カード会社の理想の顧客像を理解する
  8. 個人のチカラではどうにもならない面は無理をしない
  9. 審査が甘いカードってあるの?
  10. それでも、甘いカードを簡単に見分ける方法
  11. まとめ

1.入会審査については3Cが非常に重要

クレジットカードの入会審査には、申込書、WEBであれば入力フォームに30項目程度の申告と本人確認によって行われます。

私が現役時代は、審査担当者による対面&申し込み情報の入力作業を行っていましたが、現在は機械による自動化が主流です。調査事項としては、3Cと呼ばれ3Cの内容が良い申込者を可決対象としています。

<3Cの内容>
  • Capacity(返済力)
  • Character(本人の性格)
  • Capital(資産や財産)

それでは、どうやって3Cの内容を評価するかですが、申込者本人の職業、勤続年数、住居形態、年収等について、あらかじめ各項目の選択肢に点数を設定しておき、点数を加減するスコアリングテーブルを利用することで3Cを客観的に評価します。

[例]スコアリングテーブル

<職業>
  • 公務員・・・40点
  • 会社員一般・・・35点
  • 会社員管理職・・・35点
  •    ・
  •    ・
  •    ・
<勤続年数>
  • 10年以上・・・40点
  • 10年未満・・・35点
  • 4~5年未満・・・25点
  • 3~4年未満・・・20点
  •    ・
  •    ・
  •    ・
<住居形態>
  • 持家(自己名義)・・・40点
  • 持家(家族名義)・・・20点
  • 分譲マンション(自己名義)・・・35点
  • 分譲マンション(家族名義)・・・20点
  •    ・
  •    ・
  •    ・

上記のように申込書や申込フォームの各項目ごとに、点数を決めておき、この総合点数によって与信判断を行います。

ネット申込みが主流で審査結果が早い年会費無料系のクレジットカード会社であれば、3Cの大部分をスコアリングシステムによって判断しています。

また、リアル店舗や申込書の場合は、入会希望者の人柄、人相、態度、表情、言葉づかい、服装、健康状態、申込書の誤字脱字、運転免許証や健康保険証の汚れ具合、住所と申込場所の距離等に不自然がないか?等を審査担当者が個別で判断する場合もあります。

それでは、3Cについて解説します。

Capacity(返済力)

お金を返すことができない人には誰も貸さないのと同じで 返済力が最も重要です。

Capacityは、返済力や資力とも呼ばれており、3Cの中で最も重要であると言えます。

理由はクレジットカードは代金後払いの性質上、カード会社が利用者の支払い分を常に立て替え払いしています。

当然のことながら、利用者の返済力が無いと、貸し倒れが発生するからです。

このCapacity(返済力)に属する項目としては、職業、給与の支払い形態、年収、勤続年数、勤務先の資本金や従業員規模、借入状況などが挙げられます。

カード会社によっては、Capacity(返済力)の内、どれか一つでも基準点に達していない場合、足切り(瞬殺)としているカード会社があります。

Character(本人の性格)

お金にだらしない人は審査上不利となります

次にCharacter(本人の性格)ですが、Capacity(返済力)が良くても「お金にルーズな人」や「だらしない性格の人」は審査上、不利となります。

カード会社側としては、毎月の約定日には延滞することなく返済できる申込者にカード発行を行いたいと考えているからです。

それでは、どのようにして本人の性格を見極めているかと言いますと、個人信用情報機関へ照会を行うことでクレジットカードやカードローン、さらにショッピングローンなどの利用履歴(クレジットヒストリー)を照会します。

その際、事故情報(異動情報)があるとCharacter(本人の性格)に難がありという理由で否決される可能性があります。

また、申込書や入力フォームには、既存借入を自己申告する欄が必ずあるのですが、「自己申告」と「実際の借入額」があまりにも乖離していれば、「お金にだらしない。ルーズな性格」と見なされる可能性があります。

Capital(資産や財産)

最後の3つ目がCapital(資産や財産)です。

スコアリングの項目としては、住居年数や住居種類のことを指します。住居年数が長く、本人所有の持家だと高めの評点となります。近年では審査上、あまり重視されていません。

※3Cに関する詳細は、審査基準の判断材料とされる3Cとスコアリングとは?で詳しく解説しています。

【審査でお悩みの人には以下のエントリが参考になります。】

2.スコアリング&信用情報の重要性

クレジットカードの入会審査の流れは以下となります。

  • ①申込(店頭勧誘)orWEBならフォームに入力
  • ②申込者情報の入力
  • ③申込者属性のスコアリング・レベル分け
  • ④個人信用情報機関への照会
  • ⑤在籍確認
  • ⑥本人確認資料の送付
  • ⑦クレジットカード発行

この中で③スコアリングと④個人信用情報機関への照会によって、3Cの総合評価が決まります。なお、人的処理を行う会社では、⑤在籍確認や⑥本人確認書類の提出も加味されます。

スコアリング

  • 申込内容の入力が完了
    (申込者がカード会社側にとって優良顧客になる可能性が高い程、得点が高い傾向にあり、基準点に満たない場合は、足切りとします。)
  • 自社&関連会社における社内情報を照会
    (既に取引実績のある顧客であるか?や社内ブラックに該当する人物でないか?を調査します。)
  • 割賦販売法、貸金業法、監督官庁のガイドラインや自社取扱い基準などを照会

個人信用情報機関への照会

  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)、JICC(株式会社日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)へ照会
    (主要クレジットカード会社は、CIC,JICCの2機関の会員がほとんどです。クレジットヒストリーを照会するのですが、事故情報があったり未入金情報が散見されている場合、足切りとされます。)

人的処理

  • 運転免許証、健康保険証、住民票などの本人確認書類のチェック
  • 申し込み内容と本人記載事項との照合
    (申告内容について、疑義が生じる場合は、担当者による電話確認が実施されることがあります。)
  • 以前の申込記録や以前の申込者情報を照会。
    (申告内容について本人確認書類や勤務先や職場への在籍確認を実施します。また本人確認時に申込意思を確認します。)

以上からスコアリングでまず足切りを行い、信用情報機関への照会、その後、人的チェックを経てカード発行されることになります。

3.スコアリングの配点

スコアリングによる各項目の配点内容ですが、カード会社によって理想の顧客像が異なりますので、配点が異なります。例えば、前述の住居形態を例に取ります。

<住居形態>
  • 持家(自己名義)・・・40点
  • 持家(家族名義)・・・20点
  • 分譲マンション(自己名義)・・・35点
  • 分譲マンション(家族名義)・・・20点

上記ですと持家(自己名義)が最も配点が高いのですが、カード会社によっては、ローン残高があると可処分所得が少なくなるため、持家(家族名義)の配点が一番高い。といったケースがあります。

スコリング項目の各配点が何点なのか?はカード会社によって審査基準が異なりますので、残念ながらわかりません。

しかし、日本におけるスコアリングシステムの先駆けである、フェアアイザック社の公表済配点例があります。

<フェアアイザック社の公表済配点例>
  • 過去の支払状況・・・・・・35%
  • 既存の借入残高・・・・・・30%
  • 与信歴の長さ・・・・・・・15%
  • 新規枠に対する余力・・・・10%
  • 現在の与信取引形態・・・・10%

現役時代の経験から上記は、一般カードの配点例だと考えられますが、審査に落ちないための対策として非常に有益な情報です。

楽天カード、ライフカード、三井住友VISAカード、VIASO、au ウォレットのカード券面に関係なくどのカード会社も審査上、重視している項目として、3Cで言うところのCapacity(返済力)です。

上記結果からも本人のCapacity(返済力)を評価するための「過去の支払状況」と「既存の借入残高」に関する配点が高くなっているのがわかります。

4.Capacity(返済力)で足切りにならないための方法

それでは、スコアリングにおいて配点の高い「過去の支払状況」と「既存の借入残高」の得点で足切りにならないための方法についてまとめたいと思います。

まず、「過去の支払状況」において、評点への悪影響を示すのが延滞情報です。以下は、信用情報機関CICでの直近2年分の入金情報を示します。

<正常な支払い履歴>
  • $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$
<異常な支払い履歴>
  • -$---AA--PPPP--$$--AAA--

約定日通りに請求額の入金があった場合は「$」が記録され、約定日通りの入金が無い場合は、「A」さらに請求額の一部しか入金されていない場合は、「P」と記録されます。直近2年以内の延滞はスコアリングの評点を著しく下げます。

審査に不安な場合は、ネガティブ情報であるPやAマークが表示されないように「約定日通りに返済する。」既に契約が終了したクレジット情報は、「PやAを押し出す。」などの施策が有効です。

お金に困っている人と見なされると、審査落ちの原因となります。

次に「既存の借入残高」については、現在の借入状況を指します。

与信の際に借入残高の状況から「お金に困っている。」と見なされた場合は、悪影響を及ぼします。

特に中小のサラ金業者からの借り入れがあるとスコアリング上の評点も低くなるため、注意が必要です。

理由は、通常は借入を行う際は、大手を利用するのが自然ですが、中小を利用するということは、「大手の審査に落ちた人=お金に困っている人」とみなされ、通らない原因となります。

ネガティブ情報や中小のサラ金業者と取引歴がある人は、クレジットカードの審査難易度としては、独立系・銀行系>信販系>流通系>消費者金融系の順となり、消費者金融系カードが最も通過しやすいため、銀行系などのカードは避けた方が良いでしょう。

また、キャッシング枠を希望する際は、借入総額が年収の3分の1までに制限される総量規制の影響を受けます。

希望の利用限度額が50万円を超える。希望の限度額と他社との利用残高の合計が100万円を超える場合は、収入証明の提出が必要になります。

当然、収入証明の提出ができない。あるいは、既に総量規制に抵触している場合は、キャッシング枠が付与されない。結果的に審査に落ちる原因ともなります。

審査に不安な人は、キャッシング枠を付与しない。あるいは、常に総量規制を意識した限度額にすることがコツです。

5.ブラックリストと信用情報機関の位置づけ

「異動」と記録されているとブラック状態となります。

長期に渡る支払いの遅れ(61日以上または3ヶ月以上)がある場合、「異動」と表示されます。

この異動情報が記録されている状態がブラックリストと呼ばれていますが、厳密にはそんなリストは存在しません。

延滞情報と一緒に記録され、異動情報が表示されている多くが異常な支払い履歴であるケースがほとんどです。

 

<異常な支払い履歴>
  • AAAAA--PPPP--$$--AAA----

この異動&異常な支払い履歴がある状態で申込みしても、多くのカード会社では審査に通らない可能性が高いため注意が必要です。

日本には、3つの個人信用情報機関があり、各機関によって会員企業が若干異なります。

  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)・・・
    全てのクレジットカード会社(銀行系、信販系、流通系、消費者金融系、メーカー系 etc)
  • JICC(株式会社日本信用情報機構)・・・
    クレジットカード会社(銀行系、信販系、流通系、メーカー系)、信販会社、消費者金融会社、金融機関、保証会社、リース会社等
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)・・・
    クレジットカード会社(独立系)、銀行

主な会員企業は上記となります。まず、全てのクレジットカード会社は法律によって信用情報機関を照会し申込者の信用力を調査することが義務付けられているため、特にCICに金融事故情報があると審査に大きく影響を及ぼします。

事故情報以外で審査に影響を及ぼす内容とは?

この3機関は、延滞情報の交流ネットワークのCRINとFINEと呼ばれるCICとJICCの2機関の総借入残高を把握できる交流ネットワークがあります。

現在、CRINではKSC(全国銀行個人信用情報センター)がCICとJICCに対して情報を交流しておらず、実質機能しているとは言えない状況です。

これによって、KSC(全国銀行個人信用情報センター)がCICとJICC側の情報を照会しなくなりました。

カード会社がKSCのみを照会することは、ありませんのでクレジットカード審査に影響を及ぼすことは特にありません。

次にFINEについて解説すると総借入残高を把握する以外でも利用者の返済能力を調査するため総量規制に抵触していないか?を把握するため以下の情報が交流されています。

1.本人情報
  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 勤務先の名称
  • 運転免許証番号
  • 本人確認書類の記号番号
  • 配偶者貸付が実施されている場合、配偶者に関する上記情報

※勤続年数を10年と偽って書いても、信用情報に登録されている勤務先の名称が変わっていれば、Character(本人の性格)に問題ありと見なされる可能性があるため注意が必要です。

2.契約情報
  • 契約年月日
  • 貸付金額
  • 貸付残高
  • 元本、利息の支払い延滞の有無
  • 総量規制の対象外契約にあたる契約情報

※クレジットカードだけではなくローン等の利用残高と延滞情報まで信用情報を照会した会社には情報が共有されることになります。

従って、クレジットカード会社の申込フォームには、現在の借入件数を申告する欄が設けられていますが、偽って申告してもバレることになります。

3.申込情報

クレジットカード、カードローン、ショッピングローン等の業者が信用情報を照会したことを示す情報です。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 郵便番号
  • 電話番号
  • 照会日時
  • 申込区分(カード等、無担保融資)
  • 商品名(ショッピング、キャッシング、カードローン)

※さらに、照会日時やどんなサービスを申し込みしたのか等の情報も把握されます。これによって、短期間で他のカードを含めてたくさん申込みしても、情報が筒抜けになります。

カード会社によっては、「この申込者はお金に困っている。」と認定されカード発行が見送られる可能性があります。

信用情報はいつまで記録されるの?

信用情報機関に記録されている情報はいつまで記録されるのでしょうか。全てのカード会社が照会するCICを例に取って解説します。

  • 申込情報・・・6ヶ月
    クレジットカードや各種ローンを申込みした際にカード会社が信用情報を照会した記録となります。
  • 契約情報(クレジット情報)・・・5年
    各社との契約内容を示す情報。契約内容や請求金額、延滞情報等が記録されています。契約情報は、契約終了から5年記録されるため金融事故等の情報も5年間記録されることになります。
  • 利用記録・・・6ヶ月
    契約中のカード会社が途上与信を行う際に照会します。キャッシング枠の増額を希望した際にも照会されます。
ポイント

「事故情報(ブラックリスト)は五年記録されれば情報が無くなる。」と思われている人も多いと思いますが、保有期限が明記されていない事故情報は、保存され続けます

カード会社への支払いが完了し契約が終了してから5年という意味です。現在進行形の延滞や借金の踏み倒しは、保存され続けますのでご注意ください。

信用情報は非常に重要です。詳しくは、15分でわかるCICの信用情報開示報告書の読み方で解説しています。

クレジットヒストリーが無い人も要注意

今までは、信用情報機関に記録されている情報について解説してきました。

しかし、「中には生まれてから一度もクレジットカードを申し込みしたことが無い人」「現金主義だった人」も多いかと思います。

この場合は、カード会社側としては、信用情報を照会しても利用実績(クレジットヒストリー)が無いため、20代前半の若年層であれば、良いのですが30代、40代以降の申込者は、「事故情報が消えた頃を見計らって申込みしたのではないか?」と捉えられ否決になる可能性が高くなります。

このクレジットヒストリー(クレヒスとも呼びます)が無い人のことをホワイトやスーパーホワイトと呼ばれており、クレヒスを作って(クレヒス修行とも呼びます)から申し込むことで可決の可能性が高くなります。

詳しくは、審査におけるスーパーホワイトの位置づけと脱出方法とは?を参照してください。

6.審査通過のポイント

それでは、審査に通りやすくするためのポイントについて解説しますと、3Cを高める努力が必要なのではないか?と考えます。

そのためには、スコアリングにおいて、配点の多い(あるいは高い)項目で致命的なミス(最低点に達していない状態での足切り)を犯さないことが重要です。

もう一度、フェアアイザック社の公表済配点例でおさらいしておきますと

<フェアアイザック社の公表済配点例>
  • 過去の支払状況・・・・・・35%
  • 既存の借入残高・・・・・・30%
  • 与信歴の長さ・・・・・・・15%
  • 新規枠に対する余力・・・・10%
  • 現在の与信取引形態・・・・10%

Capacity(返済力)を評価する「過去の支払状況」と「既存の借入残高」に関する項目では可能な限り高得点を獲得する。あるいは、足切りにならないための最悪最低点だけでも獲得しておく必要があります。

過去の支払い状況で注意すべきこと

「過去の支払い状況」で足切りにならないために必要なこととしては、「約定日通りに全額を必ず返済する。」ことで請求通りの入金があったことを示す「$」マークを表示させることが重要です。

「P」や「A」マークがある人は、解約ではなく請求も入金も無かったこをと示す「-」を表示させ「PとA」を押し出してください。

既存の借入残高で注意すべきこと

次に「既存の借入残高」で足切りにならないために必要なことは、「お金に困っている。」と見なされないことが重要でした。

これらの対策が有効です.

7.カード会社の理想の顧客像を理解する

クレジットカードの審査に通りやすい人の特徴として、3C(返済力、本人の性格、資産や財産)の評価が高いのが理由です。

しかし、このサイトに訪問されている方の中には、「カード会社からの良い結果が来ない。」そんな人も多いと思います。

そこで、「カード会社の理想の顧客像を理解する。」ことも審査対策上、重要だと考えます。

例えば以前このような相談を受けました。

  • 「私は上場企業勤務、年収950万円、勤続20年です。なぜか、イオンカードの審査に通過しません。理由を教えてください。」

といった内容です。

この方の信用力を調査するために、個人信用情報機関での開示情報を拝見したのですが、ネガティブ情報など一切無くむしろ一般カードだけでなくゴールドなどのステイタスカードも所持されていました。

一見したところ落ちた理由が見当たりません。しかし、イオンカードが求める理想の顧客像から逆算して考えると合点がいきます。

どういうことかと言いますと、イオンは、イオンモールを頻繁に利用してもらいたいめ、「いつでもポイント2倍。6000ポイントプレゼント」などカード発行を行うことでイオンモールのユーザーを獲得したい思惑があります。

モールを毎日利用してくれそうな主婦の方が可決される可能性が高いです

イオンモールを頻繁に利用する人の属性を考えると、専業主婦でしたら毎日利用してくれる可能性があります。

さらに、モール周辺に住んでいる人であれば「上得意客」になってくれる可能性が高くなります。

一方、相談者の属性からの顧客像を想起しますと、「せいぜい、カード発行しても4~5枚目といったサブカードとしての扱い」でしょうし、「イオンモールを利用すると言いまして、週末のみの利用」でしょうから、カード会社にとりまして「旨みのある顧客」ではない。ことが考えられます。

通った会社もあれば落ちる会社もある。このように一筋縄ではいかないモノが「クレジットカードの審査」です。

ちなみに、落ちたからと言ってカード会社へクレームを入れたところで、落ちた理由や通りやすくする方法など教えてもらえませんので、ご注意ください。

8.個人のチカラではどうにもならない面は無理をしない

短期間で年収が飛躍的にアップすることは難しい

クレジットカード審査に通る方法の最短距離が3Cを高めることなのですが、仮にCapacity(返済力)に属する項目として、年収が挙げられます。

当然、少ないより多い方が審査上、有利なのですが、短期間で劇的に年収がアップすることは考えづらいはずです。

また、派遣社員の人がすぐに正社員になれるかというと、答えは「難しい!」と言わざるを得ません。せいぜい、転職せず1日でも長く勤めることで勤続年数を改善する程度でしょう。

このように属性を改善すると言っても、個人の力ではどうにもならない壁があります。そこで、審査通過率を高めるコツについて解説します。

記入可能な項目は全て記入する

クレジットカード会社の申込書、WEBであれば入力フォームには、30項目程度を記入することになるわけですが、記入できるものは全て記入するようにしてください。

クレジットカードは、カード会社との信用の上に成り立っているものですから、正確に全てを記入するようにしてください。貴重面な性格は、Character(本人の性格)で高評価を得られる可能性が高くなります。

嘘の申告を行わない

特に信用情報を照会すれば一発でバレるウソには要注意です。

借入件数、借金の残高、勤続年数、居住年数あたりでしょうか。また、延滞の有無なども記入項目として用意されていなくても、把握されています。

100%ウソはダメかと言うとそんなことはありません。例えば年収480万円の人が500万円と申告することや勤続年数が2年10ヶ月の人が3年と申告することは、許容範囲です。

要するにカード会社側で調べればわかる嘘は、Character(本人の性格)を大きく疑われますので注意が必要です。

9.審査が甘いカードってあるの?

このサイトを運営していてよくいただくご質問が「どのカード会社が一番甘いですか?」といった内容です。

その前に基本的な事として、前述の通り、各クレジットカード会社が求める理想の顧客像が異なるため審査基準も異なります。

例えば、同じカード会社にAさん、Bさんの2人が申込みしたとします。

  • Aさん・・・年収750万円、勤続1.5年、3年前に自己破産を行い信用情報機関には事故情報が記録されている。
  • Bさん・・・年収200万円、勤続4年、事故情報なども無くクレヒスも良好。

「Aさん否決、Bさんが可決。」したとします。

この審査結果から見てもおわかりの通り、「このカード会社は金融事故を起こした人は理想の顧客像ではないためカードを発行しない。」という審査基準があります。

審査に不安な人は未来志向のクレジットカードを選定してください

一方、別のカード会社では、「Aさん、Bさんの双方がカード発行された。」ケースもあります。

このカード会社の審査基準として「定職に就いており安定収入のある人が理想の顧客像であるためカードを発行する。」という審査基準です。

前者は「過去の過ち」を審査上重視するのに対し、後者は「未来志向」であることが考えられます。

過去の過ちが原因で「厳しい・・・難しい・・・」といった不安をお持ちの方は、未来志向のクレジットカード会社を選定すれば良いことになります。

よく「甘い2016ランキング」や「口コミゆるいランキング」などカード会社毎に偏差値やランク付けしているサイトがあります。一般的には、偏差値が低い程、通過率が高くなるようです。

しかし、カード会社によって「理想の顧客像が異なる」ため、個々の属性を詳細に分析しないと、属性に見合ったおすすめのカードが紹介できないのが実情です。

今の自分ではカード審査に可決するか不安な方は、こちらのフォームに相談内容を明記の上、送信してください。

10.それでも、甘いカードを簡単に見分ける方法

このように、カード会社によって「理想の顧客像(審査基準)が異なる」ため、「このカードはゆるいです。」といった回答ができないのが正直なところです。

しかし、私の経験上、発行会社と入会資格を見れば「ある程度推測」できる。ことがわかります。

発行会社を見る

自分自身が理想の顧客像になっているか?自問自答してみてください。

審査基準が厳しいと言われている順番に並べると独立系・銀行系>信販系>流通系>消費者金融系となります。

独立系・銀行系・信販系は、審査は厳格です。過去の過ちもしっかりと審査上、加味されます。

流通系カードは、主婦、学生などの若年層をターゲットとしており生活に密着しているため、比較的容易に発行されやすい傾向にありますが、先のイオンカードの例のように「理想の顧客像」に合致しなければ、見送られる可能性があります。

消費者金融系は、主にキャッシングを利用して欲しいため、生活費に充てたい人も積極的に取り込んでいます。おまけに口座残高が少ない金欠の人にはありがたい審査日数も短めで即日発行も可能です。

入会資格を見る

クレジットカード会社には入会資格が明記されています。

「満18歳以上(高校生は除く)で本人に安定継続収入のある方」が最も一般的な表記となります。

次に「満18歳以上(高校生は除く)で本人もしくは配偶者に安定継続収入のある方」という表記も見られます。

この場合、申込本人に収入が無くとも世帯年収を申告すれば良いことが言えます。前者よりも取得が容易であると理解できます。

さらに、「申込は18歳以上の方(高校生は除く)とさせていただきます。」この場合、高校生を除く18歳以上であれば、誰でも入会資格があります。

このように入会資格がゆるいカードを選択しても良いでしょう。入会資格がゆるくても「審査がなし」というわけでは、ありません。

また、カード会社によっては、あえて入会資格を広めに書いておいて「たくさん集めて切る。」ことを行っている会社もありますので注意が必要です。学生専用などターゲットが決まっているカードを狙ってみてもよいでしょう。

11.まとめ

クレジットカード審査について重要ポイントに関しておさらいしておきましょう。

3Cで客観評価

クレジットカード審査では3Cを客観的に評価して、3Cの内容が良い申込者を優先して可決しています。

<3Cの内容>

  • Capacity(返済力)
  • Character(本人の性格)
  • Capital(資産や財産)

3Cを評価する方法としては、申込書やフォームの入力項目の選択肢に点数を加減するスコアリングテーブルによって申込者の評価が決まります。

3Cの中でもCapacity(返済力)が最も重要でクレジットカードの性質上(カード会社が立て替え払い)返済力が無いと認定されると貸し倒れが発生する可能が高くなりますので、審査上不利となります。

スコアリングによって3Cを評価

申込書や申込フォームの各項目には、あらかじめ選択肢に点数を決めておき、その総合点数によって3Cを評価します。スコアリングの評価が高ければ高いほど可決の可能性が高くなります。

信用情報の照会

クレジットカード会社は、与信の際に個人信用情報機関への照会が義務付けられています。

特に長期に渡る支払いの遅れは、異動(一般的にはブラックリストとも呼ばれている)と記録されている場合や未入金歴があると審査に大きく影響します。

さて、ここまででクレジットカード審査に通過するポイントとして、元カード会社の審査部に在籍していた立場で解説させていただきました。

クレジットカードは、代金後払いのため、利用者とカード会社との信用によって成り立っています。

カード会社にとって最も発行してはならない申込者が「貸し倒れ」の可能性が高い人です。

貸し倒れの可能性を判断する内容が「スコアリング」「信用情報機関への照会」「人的審査(職場への在籍確認や携帯電話への本人確認)」であったりします。これらを総動員して申込者をふるいに掛けています。

近年、与信が簡略化されており本人への電話確認や会社への在籍確認なしのケースもあります。結果通知の連絡もメールのみと手間と時間をかけない傾向にあります。

しかし、「審査が甘い。通りやすい。ゆるい。」といったことはなく、審査担当者が介在しなくなった分、「裁量の余地が無くなった。」ことを意味します。

これによって、とことん落ち続ける人が続出しています。

私の元には「カードが欲しい。でもなかなか可決しない。」といったご相談を非常によくいただきます。

このページをご覧になってもなかなか結果が出ない方は、こちらのフォームに相談内容を明記の上、送信してください。

ご健闘をお祈りいたしております。

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