申込をキャンセルすると個人信用情報上の問題はありますか?

楽天カードを申し込みしました。
しかし、必要なくなったのでキャンセルしたいのですが、今後、審査上不利益を被ることはありますか?

以前このようなご相談をいただきました。クレカの受け取り拒 否や申し込み取り消しすると、今後少なからず与信に影響することはあります。このページでは、キャンセルに伴う、審査上の扱いについて解説します。

【目 次】
  1. 申込みをキャンセルすると審査上どうなりますか?
  2. その他申込み上の注意点について

申込みをキャンセルすると審査上どうなりますか?

まず、冒頭で断言しておきますが、申込みをキャンセルするのであれば個人信用情報上の問題はありません。

申し込み後のキャンセルは、履歴として残り、同じカード会社の再申し込みが不利になる。

しかし、該当のクレジットカード会社側のシステム上、申込み後キャンセルという場合。

申込履歴がシステム上「フラグ」や「コメント」が登録される場合が非常に多いため、今後同じクレジットカード会社へ申込みを行う場合は審査が厳しくなることは覚悟しておいてください。

以前受けた相談内容として非常に多いのが、カード申込をしてカードが発行されたが、ネットでそのカードのネガティブな情報が非常に多かったことで心変わりして、本人限定郵便の受け取りを拒否して強制脱会した人や短期間で退会してしまった場合は注意が必要です。

社内のネガティブ情報として記録される可能性も

カードの申し込みの際に規約に同意している以上、内容に沿う必要がある。

まず、クレジットカードの申込み時にカード会社の規約に同意している関係上、規約に則って退会処理する必要があります。

なお、短期での退会は、個人信用情報の異動情報(ブラック情報)とは異なりますが、ネガティブな情報として扱われます。

また、最近特に多いのが入会の際の付帯サービスや特典を狙って申込みを行い解約を何度も続けていると個人信用情報機関の履歴でこの人がカードを所有している目的が推測されます。

このような人は、いづれどのカード会社からも相手にされなくなるでしょう。

短期での入退会の繰り返しは代償が大きい

なお、契約情報などは、個人信用情報機関に解約から5年は登録され他のクレジットカード会社に情報が筒抜けとなります。あまりにも代償が多い行為ですので短期での入退会を繰り返す行為はやめた方が良いです。

カードに会費がかからない場合は、所持しているか、不正利用が怖い場合は刻んで捨てましょう。

また、超短期の退会は、カード契約とカード解約日が近いため、他のクレジットカード契約に良い影響は与えません。

それが原因で他社クレジットカードの審査に落ちる可能性が高いため、その新規カードは利用せず年会費無料であれば所持しておいた方がベターです。

あるいは、所持していることで不正に利用される恐れがある場合は、カードを切り刻んで破棄しても良いと思います。

私は仕事上、付き合いで色々なクレジットカードを作らされる場合がありますが、カード利用しない不要なカードはいつもこの方法を採用しています。

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その他申込み上の注意点について

ショッピング施設である、パルコやマルイではカードの店頭申込も受け付けている。

パルコやマルイなどの商業施設では、店頭申込みが可能です。

申込み用紙に本人の属性(勤続年数や勤務先等)を記入して、その場で自動審査を行います。

その際、個人信用情報機関に照会をかけて属性や延滞履歴等がなければその場で仮カードが発行されます。

その後、申込者本人の勤務先への在籍確認、本人確認書類の到着を持って発行となります。

審査落ちという結果が待っている

在籍確認の無視、本人確認書類を送付しないなど、いいかげんな対応は審査落ちとなる。

この時、いいかげんな対応(在籍確認の電話があっても無視する。本人確認書類を送らない)をと取っていると審査落ちとなり個人信用情報にしっかりとネガティブな情報として登録されます。

勤務先への在籍確認と本人確認書類は、あくまで最終審査という位置づけです。仮カードだから、ほうっておいてもいいだろうという対応は良くありません。

また、店頭などでは、クレジットカードの申込みキャンペーンを行っていますが多重申込み(申込みブラック)だけは絶対にやめてください。

「どうせ手数料もタダだし。年回費もかからないからいいだろう。」という考えが一番危険です。

前述の通り、クレジットカードの申込み履歴として個人信用情報機関に半年は掲載されます。例え、半年と言えど自分の履歴にキズを付ける行為は、やめておいたほうが良いです。経験上、何のメリットも無いと断言できます。

また、取消料の支払いをすれば信用情報の取り消し処理をしてもらえますか?という問い合わせも頂きますが、個人情報信用機関は誤情報以外の情報を削除することはありませんので、決して自分の履歴にキズはつけないでおきましょう。

これは、再申込のタイミングはとても重要ですでも詳しく解説していますので、参照してください。

カードローンをキャンセルするとどうなりますか?

申込審査を受けると、信用情報機関に履歴が残る。

なお、クレジットカード同様カードローン契約をキャンセルする場合も注意が必要です。

カードローン業者の審査を受けたという履歴が金融機関に記録されると同時に信用情報機関へも申込履歴として半年間記録されます。

クレジットカード同様カードローンも自動審査が主流ですから、実際にキャッシングを行わなくても、申込みと同時に信用情報機関にアクセスされ、その事実が記録されると思って間違いありません。

ローンカード発行手続き前にカードローン会社へ連絡すればキャンセル可能です。

しかし、契約情報が記録されないため、他の金融機関が個人信用情報機関を照会した際に「審査に落ちたんだな」とみなされるため要注意です。クレジットカード同様、不要な申込みは避けたいものです。

これは消費者金融会社でも銀行系カードローンでも変わりませんので注意しておいてください。

クレジットカードの解約やキャンセルは信用情報機関にどのように残るのか?

クレジットカードを短期間で退会するとその後のクレジットカード審査にマイナスの影響があると上記で解説しましたが、クレジットカードの解約やキャンセルをした場合、信用情報機関には具体的にどのような情報が残るのでしょうか。個人信用情報機関へのクレジットヒストリー(クレヒス)の残り方は、キャンセルや解約をしたタイミングによって異なります。

カード会社による審査開始前のキャンセルの場合

カード会社が信用情報機関に情報登録する時は、カード契約と同じタイミング。

カード会社が信用情報機関に情報を登録するタイミングは、審査をするタイミングと審査が完了してクレジットカード契約をするタイミングです。

審査のタイミングでは「申込情報」が、審査通過後のクレジットカード契約のタイミングでは「成約情報」がそれぞれ登録されます。

そのため、審査を開始する前のタイミングで申し込みキャンセルをした場合、利用者の申込情報がまだ登録されていないため、クレヒスには何の影響もありません。

ただし、申込書などの必要書類を郵送する申し込み方法ではなくインターネットによる申し込みの場合、申し込んだ瞬間に新規登録され機械による自動審査が始まることがほとんどなので、審査前にキャンセルをすることができない可能性が高くなります。

カード会社による審査開始後のキャンセルの場合

制約情報がない状態で申込情報が登録されている場合、新規申込に影響が出る。

カード会社が審査を開始した後、審査結果回答前に申し込みキャンセルをした場合、申込情報は信用情報機関に記録されているけれども成約情報は記録されていない状態になります。

このように成約情報がなく、申込情報だけが登録されている状態の場合、その後新たに申し込むクレジットカードの審査に影響する可能性があります。

これは、申込情報だけが登録されている状態は、クレジットカード審査に落ちた場合と同じ状態であり、新たに申し込んだクレジットカード会社の審査担当者にネガティブな印象を与える可能性があるためです。

1件や2件の申込情報が信用情報機関に登録されているからといってその後のクレジットカード審査に全て落ちるわけではありませんが、短期間に何件も申込情報が登録されていると、審査担当者に「他社の審査になかなか通らない人」や「お金に困っている人」という印象を与えてしまうため、審査に通りにくくなります。

一度このような状態になると、信用情報機関への申込情報の保存期間である6カ月が経過するまでは新たにクレジットカード契約をすることが難しくなるため、特典やネットショッッピング用ポイント、サービスなどを目当てに短期間に何枚もクレジットカードに申し込み、キャンセルをすることはやめましょう。

申し込みのキャンセルは金融事故情報にはならない

カード申込をキャンセルした場合、場合により信用情報機関に申込履歴が残る。

クレジットカードの申し込みをキャンセルすると、タイミングによっては信用情報機関に申込情報が残りますが、申込情報は延滞情報や債務整理情報などの金融事故情報とは違います。

そのため、たとえ短期間に複数回のクレジットカード申し込みのキャンセルを行ったとしても、信用情報機関に金融事故情報が登録されているブラックリスト入りの状態ではありません。

クレジットカード申し込みのキャンセルによってブラックになることはないので安心してください。

ただし、申し込みをしたクレジットカード会社の社内データベースには、キャンセルをしたという記録が半永久的に残ります。

そのため、同じカード会社のクレジットカードを何回もキャンセルした場合は、不審な申込者とみなされていわゆる「社内ブラック」になり、そのカード会社の審査に通ることができなくなる可能性があるため注意しましょう。

クレジットカード発行後の解約の場合

ここまでクレジットカードの審査通過前のキャンセルについて解説してきましたが、審査に通過し、契約した後に解約をする場合は信用情報機関にどのように記録されるのでしょうか。

カード発行後のキャンセルは、解約という形になる。

カードが発行された後は、「キャンセル」ではなく「解約」することになります。

すでに審査が完了している場合、信用情報機関には申込情報に加えて契約年月日や契約内容などの成約情報が登録されています。

そして解約をすると、解約年月日と解約をした事実も登録されることになります。成約情報や解約についての情報は信用情報機関に5年間保存されます。

クレジットカードの解約は短期解約でなければ審査上の問題はない

カード解約自体は、悪いことではなく審査に影響はない。

クレジットカードを解約すること自体は悪いことではないので、審査に悪影響を与えることはありません。

しかし、上記でも解説しましたが、信用情報機関には契約情報と解約情報が登録されているため、契約年月日と解約年月日が近いとカード会社に短期解約したことが知られてしまいます。

短期解約を繰り返している場合、審査担当者にマイナスの印象を与えてしまいます。

短期解約は金融事故情報ではないため、1~2回短期解約をしたからと言って即審査落ちになることはありませんが、何度も繰り返すと審査落ちの原因になる可能性もあります。

そのため、入会特典を目当てに利用する予定のないクレジットカードに入会することはおすすめできません。また、年会費無料のカードの場合は持っていても損をすることはないので、カード会員のまま1年以上持ってから解約することをおすすめします。

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