銀行系クレジットカードの審査基準とは?

「給与からの天引きの関係で銀行系クレジットカードが欲しいのですが、審査が不安です…」非常によくいただくご相談内容の一 つです。確かに銀行系クレジットカードは審査難易度が高いといわれていますが、定職に就いており安定収入があれば十分可決されます。

必要以上に構える必要はありません。それでも審査に不安な方は、このページでしっかりと対策を立ててください。

【目 次】
  1. 銀行系は落ちやすいって本当ですか?
  2. 預金額(貯蓄額)は審査に関係しますか?
  3. 一体型ICキャッシュカードは取得しやすいのでしょうか?
  4. 一体型ICキャッシュカードは審査にかかる時間が長いのですか?
  5. 銀行系クレジットカードの中でも審査が最も厳しいのはどれですか?

銀行系は落ちやすいって本当ですか?

銀行系クレジットカードの申し込みを考える人から以前以下の質問をいただきました。

  • 「審査の厳しいクレジットカードはどれですか?」
  • 「クレジット銀行系カードの審査は厳しいでしょうか?」

クレジットカード審査難易度でカード会社を並べると、下記の通りになり、銀行系クレジットカードの審査基準の高さがわかりやすいと思います。

銀行系・独立系(アメックスなど)>信販系(オリコなど)>小売・流通系(イオンなど)>消費者金融系(アコム)

クレジットカードの申し込み方法には様々な種類がありますが・・。

  • メガバンクの窓口申し込み
  • 消費者金融から届いたDMからの申し込み

この2つを比較した時に、「前者(メインバンク)の方がクレジットカード審査を行う上で属性が高い。」というのはカードホルダー属性が示す通り明らかです。

なお現在、メインバンクでクレジットカードを発行しているのは、三菱東京UFJ銀行だけです。

以前は銀行=クレジットカードの発行基準だった

日本のクレジットカード業界は銀行が開設資本を入れていたという歴史的な背景があり、小売系や流通系、独立系のカード会社が登場する前は、「銀行系=クレジットカードの基準」と考えられていました。

銀行によるカード会社の設立事例としては、下記が代表的なものだと言われています。

  • 日本信販と三和銀行(現・三菱東京UFJ)→JCB
  • 日本交通公社(現JTB)と富士銀行(現みずほコーポレート銀行)→日本ダイナーズクラブ

銀行系のクレジットカードの後に、オリコやジャックスなどの信販系、セゾンなどの流通系、アコムなどの消費者金融系が加わり、最終的に銀行系クレジットカードが最も審査難易度が高く、それなりの属性やステータス性のあるひと達を顧客として考えるようになったのです。

これに対して消費者金融系のアコムACマスターカードなどは、銀行系クレジットカードが作れない層をターゲットとして捉えるようになり、審査の柔軟性で知られる存在となりました。

定職に就いており安定収入があれば問題なし

解説を読む中で、「銀行系クレジットカードは審査に通りにくいの?」という疑問が生じるかと思いますが・・。

実際は、 「年相応の安定収入があり、定職に就き、信用情報に問題がなければ、殆どの人がクレジットカード発行に至る・・」と考えられますので、 「あまりにも高額な利用限度額を希望した・・」などのイレギュラーケースでなければ、特に心配の要らない種類と言えるでしょう。

銀行系クレカは、勤務先、勤続年数、年収等の情報と共に、固定電話、携帯電話による本人確認も重要である。

銀行系クレジットカードでも、勤務先や勤続年数、年収などの申込者情報が重要視されますが、固定電話や携帯電話なども本人確認で必要となる内容ですので、申込書内、全ての項目をきちんと埋めるようにしてください。

個人信用情報機関のクレジットカード利用履歴(クレヒス)についても、延滞の記録などを含めて細かくチェックされますので、「真面目に支払いを行う・・」という普段の習慣も、カード発行に必要な取り組みに繋がると思います。

預金額(貯蓄額)は審査に関係しますか?

「自分はたくさんの貯金があるから、この銀行のクレジットカードなら審査に通るだろう・・」と考えるひともいますが、実際は「審査と預金額は無関係」といっても過言ではありません。(詳しくは銀行残高が多くても落ちるって本当?でわかりやすく解説しています。)

「預金口座から年収額を計算している・・」ということもありませんので、どんなに預金がたくさんあっても「継続的に安定した収入・・」を重視され、「仕事をしていない人とは、取引ができない・・」と考えられてしまうのです。

メインバンクのカードが発行されやすい理由

確かに銀行系クレジットカードは、給与口座や公共料金の支払いで取引している銀行から勧誘されることもあり、こういう人たちは審査通過の可能性も高いと思います。

銀行は、頻繁に銀行に通う人をお金の管理ができる人と考えているので信用度が高い。

銀行の窓口では、「頻繁に銀行に来ている人=お金の管理ができる人」と捉える傾向もあり、その取引金額が大きければ、「この人は資産運用ができる余力がありそうだな・・」との判断から勧誘をしているのです。

しかしそんな勧誘があったとしても、審査を行う際の年収額は「自己申告によって書かれたもの」となります。

「取引銀行であれば、自分の収入や勤務先も全て知っている・・」

こんな気持ちでいい加減なことを申込書に記載すると、その想いがクレジットカード会社に伝わってしまいます。

実際クレジットカードの審査は、銀行とは別のクレジットカード会社が行いますので、いくら自分のメインバンクでもいい加減な気持ちで申しこんではいけません。

申込書の記入する場所が銀行のカウンターであったとしても、独立系や信販系などに申込書を送付する時と同じように、慎重かつ丁寧に書いていくことが審査通過に直結するポイントです。

一体型ICキャッシュカードは取得しやすいのでしょうか?

セキュリティを高めるために、最近では一体型のICキャッシュカードを銀行は勧めている。

近年では「ICチップを搭載によって、安全性と機能の両面を高める・・」というサービス向上の一環として、一体型ICキャッシュカードをラインアップに揃える銀行が増えてきました。

一体型ICキャッシュカードにはクレジットカード機能を兼ね備えている種類もあり、銀行口座開設や窓口で勧誘された時に申込を行えば、高確率で審査に通ると言われています。

自分の収入や仕事に自信のない人は、「銀行系クレジットカードは無理そうだ・・」と尻込みしがちですが・・。

「一体型ICキャッシュカードを作るタイミングで、クレジットカードを持つことができる・・」と考えれば、勧誘された時に申込書を記入した方が良いのです。

一体型カードの利点は複数枚持つことによる紛失のリスクを防げること。

クレジットカードとキャッシュカードを別々に作ると、複数枚のカードを財布に入れなくてはならないため、紛失するリスクも高まると思います。

でも銀行で一体型ICキャッシュカードを作ることができれば、たった1枚のカードで様々な用途を賄うことが可能となり、財布の中もスッキリすることでしょう。

クレジットカードには幅広い選択肢がありますが、「たった1枚で複数機能をカバーできる・・」と考えれば、銀行系は非常に便利な存在と考えられると思います。

それでも審査に不安な人は、通らない理由ってなんだろう?で解説しています。参考にしてください。

一体型ICキャッシュカードは審査にかかる時間が長いのですか?

近年、各カード会社の審査スピード競争は激しくなっており、大手銀行系カード会社である三井住友カードやJCBカードでも、インターネット申込の場合は最短3営業日で発行されると謳っています。

一方銀行が発行する一体型ICキャッシュカードは、口座開設の手続きなど、通常のクレジットカードよりも銀行側で行われる手続きが複雑なこともあり、カード発行までに時間がかかります。

実際にメガバンク3行で一体型ICキャッシュカードをインターネットから申し込んだ場合の発行日数を確認してみると、三菱東京UFJ銀行の場合はカード申込日からカード到着日まで3週間程度、みずほ銀行と三井住友銀行の場合は3~4週間かかるとしています。

いずれの銀行の場合も、申込書を郵送する場合はさらに1週間程度かかります。

このように、一体型ICキャッシュカードは通常のクレジットカードよりもかなり発行に時間がかかるため、時間に余裕をもって申し込みましょう。

銀行系クレジットカードの中でも審査が最も厳しいのはどれですか?

銀行系クレジットカードの中でも、特に審査が厳しいのはどのカードなのか気になっている方も多いと思います。そこで、銀行系の中でも特に審査のハードルが高いクレジットカードについて解説します。

銀行系クレジットカードの中でも特に審査が厳しい会社

銀行系クレジットカードの中でも特に審査が厳しいカード会社は、三井住友カードとJCBカードです。

三井、JCB共にスコアリングの審査基準は高く審査が厳しい…

両者ともスコアリングで求められる基準は銀行系カード会社の中でも高く、信用情報機関に延滞情報などの金融事故情報が登録されている場合は、まず審査には通りません。

中でもプラチナカードである三井住友VISAプラチナカードとJCBザ・クラスは非常に取得難易度が高く、審査に通ることが難しいカードです。

一方、一般カードである三井住友VISAクラシックカードやJCB一般カードは、他のカード会社と比較すると審査基準は厳しいものの、正社員として安定した収入があり、信用情報に問題がなければ問題なくカードは発行されます。

また、若年層向けの三井住友VISAデビュープラスカードやJCB CARD EXTAGEは、一般カードよりもハードルが低く、特に学生などの若者が審査に通りやすいカードです。

それ以外の銀行系クレジットカードも審査は難しい

三菱UFJニコスなど、三井住友カードやJCBカード以外の銀行系カードも、楽天カードなどの信販系カードやイオンカードなどの流通系カード、アコムACマスターカードなどの消費者金融系カードと比較すると、審査のハードルは高めです。

スコアリング審査では属性がある程度良くなければ審査に通ることは難しく、信用情報に問題があれば審査に落ちてしまいます。

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