カード会社が設定している与信枠とは?

クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠の2つがあります。それでは、枠の限度額はどうやって決まるのでしょうか?

このページでは、枠の決まり方やカード取得後に限度額をアップする方法などを解説しています。大き目の限度額が欲しい方は必見です。

【目 次】
  1. 与信枠とはどのように決まるのでしょうか?
  2. 与信枠についてもっと詳しく解説します。

与信枠とはどのように決まるのでしょうか?

与信枠は基本、申込み先のクレジットカード会社にて一律に利用限度額が設定されています。

クレジットカード審査の際に、カード会社が設定している与信枠は、審査で決定されるわけではなく。

「申込み先のクレジットカード会社で一律に利用限度額が設定されている。」というのが正解です。

例えば、セゾンカードが発行する一般向けクレジットカードの発行条件が「18歳以上(高校生は除く)で専業主婦も利用可能」だとします。

「初期与信として与信限度額がショッピング枠10万円(S枠)、キャッシング枠0円(C枠)」だとします。

これは、毎月の請求時期、締日や口座振替日を考慮せず、純粋に「一か月」に利用できる与信限度額です。

枠は申込者の属性を元にカード会社が判断

専業主婦の人は一般的に収入がありません。この場合、セゾンカードが

  • 「この申込者は、専業主婦だからショッピング枠10万円キャッシング枠0円あれば十分」だという判断をしています。
  • 一方、F社が発行する一般のクレジットカードの発行条件が、「20歳以上、年収300万円以上、勤続年数3年程度」

だとします。

与信限度額としては、「ショッピング30万円、キャッシング20万円」となっています。

この場合、年収300万円程度の人であれば、手取り20万円程度となりますので、F社からすればこの利用限度枠で十分という考えです。

F社は一般カードとは別にゴールドカードも発行していれば、申込みに対しての発行条件が「25歳以上、年収550万円、勤続年数5年以上」といった条件になって、一般のクレジットカードよりも「与信枠」は高く設定されることになります。

審査が不安…でもクレカ欲しい

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  • 少なくても良いので収入さえあれば問題無し!

ショッピングは希望の枠を設定することができない

なお、ショッピング枠については、新規のカードを申込みしても希望の与信枠を設定することはほとんどできません。

基本的にどのカード会社もショッピングに関しては、カードの利用実績を積んでいけば増えていきます。

キャッシングは希望する任意の枠に設定することが可能

一方、キャッシング枠は各社とも任意に設定することもできますが、スコアリング時の属性が低い人(勤務先の勤続年数短い、低年収)で審査に不安なら限りなく「0」に設定したほうが良いでしょう。

スコアリング=申込者の属性を加点方式により点数化したもの。

スコアリングとは申込者の属性を加点方式によって点数化されることを言います。

例えば、固定電話有り⇒10点、携帯電話有り⇒5点などのように加点していき、点数化していくことです。

この他、クレジットカード会社は審査時に個人信用情報の照会を行います。

この時、申込者のクレジットカードの利用履歴(クレジットヒストリー)や異動情報(事故情報や延滞情報。

そしてブラック情報)等の開示情報を元にカード会社の審査基準に合致していれば合格となります。その後、在籍確認、本人確認資料等の確認を持ってカード発行という流れとなります。

カード到着時にクレジットの与信確認を行うことで、自分が使えるカードの初期利用限度額を確認することができます。

与信枠についてもっと詳しく解説します。

与信枠はあくまでも目安であり、申込者の属性によっては「20万円」から「10万円」になることも…

クレジットカードの与信枠は、あくまでも目安です。

カード申込者の属性によって通常の人は、「20万円」なのに「10万円」になったりすることもあります。

これは、どういうことを意味しているかと言いますと。

「20万円を信用供与(支払期日までにカード会社が立て替え払いする事)する価値がない人」と判断されたのが原因です。

原因として個人信用情報機関の照会時にキャッシングを利用していた。

あるいは、リボ払いでかなりの残債務が残っている場合などが挙げられます。

温情発行されたケース

これは、カード会社から見れば

「他社で借入れがあるのに新規のクレジットカードを発行してあげるだけでもありがたいと思いなさい。審査に落ちなかっただけでもマシでしょ。」

というスタンスですね。むかつきますが、カード会社はこのように考えていますので敢えて触れさせていただきました。

クレジットカード会社は基本、貸倒れのリスクを回避したいもの…

クレジットカード会社からすれば任意整理や債務整理を行わなければならないほどの多重債務者ではないにしろ、貸倒れた時のリスク(立て替え金が未回収になる)を回避することですから当然のことです。

この場合は、入会時の初期与信ではなく、途上与信によって限度額をアップするのが良いでしょう。

途上与信とは、延滞も無くカードを良く使ってくれており、与信管理時の個人信用情報機関への照会でも問題の無い場合、限度額を上げてくれる場合もあります。

カード発行後の途上与信には注意

しかし、その逆、たとえば当初の勤務先を退職し経済的に厳しくなった人の場合は、限度額が引き下げられる可能性もありますので注意が必要です。

海外旅行の為、一時的に増枠を望む場合は最低3ヶ月以上の利用実績を積めば可決することも…

なお、海外旅行などで一時的に増枠したい場合は、最低3ヶ月以上の利用実績(口座から最低でも2回の引き落とし実績)があれば、可決される可能性が高いです。

ただし、毎月のペースで一時的に増枠を重ねることは、クレジットカード会社からマーク(貸し倒れ寸前)される可能性もあります。

個人的には、利用実績(返済義務)を積み重ね途上与信によって、恒久的な増枠を勝ち取って欲しいと思います。

なお、増枠の審査基準は、増額するためにはどうすればいいのでしょうか?で詳しく解説しています。

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