審査で重視される申込者属性や3Cとは?

クレジットカード審査においては、申込者の属性がかなり重要になってきます。信用情報機関に事故情報が無くとも低属性だからという理由で審査に落とすカード会社もあります。

ご自身の属性確認を行った結果、「芳しくない」のであれば、ぜひこのページでしっかりと対策を練りましょう。

【目 次】
  1. 審査における「属性」の重要性とは?
  2. この他に「属性」に関係するチェックポイントはありますか?
  3. 高属性と低属性とは?
  4. 各カード会社は3Cを重視している!

審査における「属性」の重要性とは?

各クレカ会社が審査で重視する申込者属性は、年収、勤続年数(勤務年数)、勤務先企業規模、居住年数です。この他にも、勤務形態、所属部課、電話番号(携帯電話・固定電話)、希望限度額などの項目もありますが・・。

所属部署(派遣先や派遣会社名も含む)や電話番号は、「クレジットカード会社が本人確認や在籍確認で使う項目」でもありますので、全てが入会審査基準に直結するものではないことを、頭に入れておいても良いでしょう。

年収を申告される理由は支払い能力があるか?を見極めるため

カード会社が判断する基準は、申込者が支払いを無事行える収入かどうか。

年収属性から判断するのは、「申込者が支払いできる収入なのか?」を判断しますので、例えば1年の収入合計が200万円の主婦や自営業よりも、年収500万円の正社員の方が、「余力がある(=支払い能力が高い)」と判断できるのです。

勤務先企業規模の場合は、従業員数5〜10人程度の個人経営や小規模会社で働いているよりは、数千人の従業員数の上場企業勤務の方が、はるかに評価が高いと言えるでしょう。

この部分は倒産の危険性にも同じことが言えますので、上場企業>中小規模企業となるのは明確です。勤続年数については、「申込者が勤務先企業内で、継続的に安定した収入を得られているのか?」という判断に利用されます。

収入源が安定している規模に勤務の方が審査上有利

居住年数についてのチェック内容は、住宅ローンや家賃を滞納せず支払っているかどうかである。

勤続数ヶ月の人より、勤続10年以上のベテランとも言えるひと達の方が「継続的かつ安定した収入を得てきたのだろう・・」と推測されますので、収入源が安定している後者の方が有利になるのです。

居住年数については、「継続的に住宅ローンや家賃を支払い続けているか?」というチェックとなりますので、賃貸・持ち家問わず、年数が長いほど良いと考えられます。

何の問題もなくクレジットカード発行に至れば、各カード会社は会員規約各種規定に則って、申込書に書かれている内容をもとに、顧客情報の登録・管理を進めていくシステムです。

各カード会社の顧客データは、基本的に「利用者の自己申告情報で構成される内容が殆ど」ですので、個人信用情報機関の事故情報やクレジットヒストリーのように「自動収集される内容が少ない・・」という点でも、丁寧かつ慎重に属性の申告をすることの重要性がわかるのではないでしょうか。

この他に「属性」に関係するチェックポイントはありますか?

属性には、各個人の私情は加味されません。

年収や勤続年数などは、カード会社にとって申込者を判別する手掛かりに過ぎない。

申込者が「私が経営している企業は資本金1000万円で、そんなに規模は大きくありません。でもかなり経常利益が出ているので、大企業と同じぐらいの年収を得ています。」と思っていても、各カード会社では、そこまで詳しく属性の調査ができないのです。

年収、勤続年数、勤務先企業規模、居住年数という項目は、「申込者を客観的に判断する手掛かり」として、利用されているだけです。

逆に「主観が入る属性」も存在しているのですが、この部分はコンピュータやシステムで自動判断ができませんので、各カード会社に属している審査部の担当者によって確認が行われています。

カード審査において性格は非常に重要

申込書の記載をする際に、「字の読みにくさ・汚さ」や、「未記入や欠落がある」という状態は、いい加減な性格を疑われる、マイナスポイントになるもの。

  • Aさん→字も丁寧で、全ての項目が埋まっている
  • Bさん→誤字脱字も多く、未記入の項目もある

この両者を比べた場合、あまりにも適当に申込書を書いているBさんの場合は、「いい加減な人のように思えるので、カード発行は否決で・・」となってしまうのです。

カード会社側の視点で考えれば、「クレジットカードの発行は、申込者にお金を貸すことに直結する」と言えます。

過去にクレジットカード審査を行っていた私の印象では、個人信用情報機関にマイナス要素のある人は、誤字脱字や未記入、字が汚いケースが多かったと思うのです。

属性が低くてもどうしてもクレジットカードが欲しいと考える場合には、自分の手元にある申込書に、丁寧かつ良心的な記入をすることをお勧めします。

高属性と低属性とは?

当記事のテーマとなっている「属性」ですが、審査に通りやすい方々を「高属性」、審査に通りにくい皆さんを「低属性」とし、わかりやすく分類しているサイトや記事も存在しています。

「高属性」・「低属性」と分けてしまうと、その違いや境界線が気になるかと思いますが・・。

クレジットカード審査は属性や個人信用情報機関の情報から「総合的に判断するもの」ですので、「高属性であれば発行可能、低属性であれば発行不可・・」という簡単な答えになるわけでなく、スコアリングという加点を進めていく過程で「有利になるか?不利になるか?」という部分的な影響だけなのです。

せっかくですので、「高属性」と「低属性」について、具体例をいくつか挙げておきます。

【高属性の例】

職業面 医師
士業(弁護士、司法書士、社会保険労務士、臨床心理士など)
公務員(国家公務員、地方公務員など)
一流企業・上場企業で働くサラリーマンやキャリアウーマン(会社員)
条件面 勤続年数の長い人(転職や離職の少ない人)
年収が多い人
持ち家に住んでいる人(不動産を所有している人)

【低属性の例】

職業面 アルバイト、パートタイマー、フリーターなどの非正規雇用
芸術家(画家、作家、音楽家)などの自由業
日雇いで雇用されている人(警備員、イベントスタッフ、肉体労働)
水商売(居酒屋、キャバクラ、スナック、風俗店)
条件面 転職を繰り返している人(勤続年数が短い)
友人知人の家に間借りしている人
居住年数が少なく、引っ越しを繰り返している人

カード会社は基本、低属性でもカードが取得できるようスコアリング形式で判断している。

上記の低属性に該当する人の中には、「自分は転職ばかりしているから、クレジットカード審査に通らないんだ!」と決めつけをしてしまう方々もいるようですが・・。

クレジットカード業界には「絶対」や「決めつけ」ということが殆どありませんし、特に属性面では、「多少の低属性の人でも、カードを持てるように・・」という各カード会社の配慮によって、スコアリングという加点方式が採用されているのです。

何らかの事例と比較をして「同じ属性(低属性が同じ)だからクレカが持てない・・」と審査の可否をここで断言することはできませんが、属性の低い人は少しでもその部分を補う努力をして、自分の中にある不安を解消することも大事なことだと思います。

低属性カードを選択する方法も有効

低属性の皆さんに家族カードの発行を進めるサイトもあるようですが・・。

即日審査・即日発行で知られる消費者金融系クレジットカードも、フリーターやアルバイトなどの「低属性」とされる皆さんでも、発行された事例が多いです。

不安や心配によって申込みを断念するのは、勿体ないことですので、まず消費者金融系カードに挑戦をして、「自分の属性は信用を得られる内容なのか?」を確認されてはいかがでしょうか。

「とにかくカード発行を・・!」と考えるのであれば、「ショッピング利用枠(限度額)だけを希望し、キャッシング枠を0円にする・・」と方法もありますので、目的や作戦を絞って、堅実にカードを持つ道へ進むことをお勧めします。

各カード会社は3Cを重視している!

カード会社がスコアリング以外で判断するポイントは「3C」である。

クレジットカード審査では、申込者にカードを発行するために様々なチェックをしていますが、そんな各カード会社で重視しているポイントは意外にも共通になっており、その名称は「3C」と呼ばれています。

各カード会社は「信用できる人に、カードを作りたい・・」と思っていますが、厳密に考えれば、「属性が高い人=信用力の高い人」にはならないのです。

申込書に書かれている項目をスコアリングしただけでは、本人の性格やお金との向き合い方などを判断することはできません。

そこでクレジットカード会社では「3C」という共通の認識を持って審査を行い、申込書に書かれている「属性という断片的な角度だけでなく、申込者という人全体をチェックする・・」ということを最終目標にしています。

具体的に3Cの内容は、下記のとおりです。

Capacity(資力) 支払いや返済を続けるために、「継続的かつ安定した収入を得られているか?」という支払い能力を見る項目。カード審査では、資力が最重要視されている。
Character(性格) お金に対する向き合い方、扱い方など。入金忘れや借金の踏み倒しなどを避けるために、信頼性を確認している。
Capital(資産) 債務の担保になるような持ち家、車、貯蓄など。

クレジットカード審査で最も重視される「Capacity(資力)」は、申込書に書かれている内容(属性)から判断できると言えるでしょう。

しかしカード会社では、「この人は、本当に信用できるのだろうか?」という疑念から、念には念を入れて調べたいと考えますので、その時に、 「申込書に書かれている文字や誤字脱字」などをチェックして、その人のCharacter(性格)に繋がる部分を読み取ろうとしているのです。

年収が高くても、申込時の誤字脱字で審査落ちという可能性も…

カード申し込みをする人の中には、「自分は年収が高いから、多少の誤字脱字が合っても良いだろう・・」といい加減な気持ちで審査に挑むケースもあるようですが・・。

記入漏れ、誤字脱字、空欄、電話番号間違い、読めない文字などが、「自分の属性の足を引っ張り、最終的に「カード発行NG!」という予測不可能な結果を出すこともある・・」ということを認識して、きちんと記載することが重要となるでしょう。

これは私の経験から感じることですが・・。

丁寧な美しい文字で申込書を記入し、カード会社の審査部の人に対して「良心的で解かりやすい・・」と思わせるような申込者は、多少の低属性であってもクレジットカード審査に通っている気がします。

クレジットカード審査でも「人間性が見られている・・」ということを認識し、就職活動の履歴書を記入するような緊張感で、申込書を詳しく丁寧に書いてみてください。

審査に不安な人は、落ちた理由を検証してみる。で解説してますので気になる人は、参考にしてください。

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