無職の場合は、審査に通る可能性が低いのでしょうか?

【目 次】
  1. 無職の場合は、カード取得が難しいですか?
  2. それでも無職だけど・・・カードが欲しい人は

無職の場合は、カード取得が難しいですか?

  • 「無職の私は、クレジットカード審査に通るのでしょうか?」
  • 「無職なので、クレジットカード中間審査が心配です!」
  • 「無職の自分でも、ルミネカードの審査に通りますか?」

こんな質問がネット上に増えていますが、「無職」の場合は、殆どのケースで審査に通る可能性が低いでしょう。

しかし申込書に「無職」と書いている人の中には、下記のように、少し異なる角度から収入を得ている事例も存在します。

  • 「旦那さんが会社員なので、安定収入を得ている専業主婦
  • 「実家に住みながら、ネットを活用して在宅ワークを行っている個人事業主(自営業者)に近いスタイル」
  • 「定年退職をした後、年金受給で生活をしている高齢者

このようなひと達は、「それなりに年収を得ている」と言えますので、前者であれば、「職業=専業主婦、世帯主である旦那さんの収入を記入する」という方法を取れば、クレジットカードの申し込みを行うことが可能です。

職業=専業主婦、又は世帯主の旦那の収入を記入する方法も…

また在宅ワーカーや年金受給者も「どんな形であっても、継続的に安定した収入を得ているのは間違いない・・」と思いますので、月々の収入から「年収」を計算し、その金額をカード会社に申告してみましょう。

なお、クレジットカードを申し込む前にその会社のQ&Aページを確認されることをお勧めします。

年金受給者不可という記述があれば、そもそも申込み資格が無い状態ですので審査に通過することはありません。

年金受給者の人は、年金受給でもカードを持てますか?で詳しく解説しています。

主婦にはもう1つの選択肢があり、「配偶者が持っているクレジットカードの家族カード」なら、旦那さんの収入さえ安定していれば、主婦でも問題なくカードを手にすることができます。

学生の場合は、アルバイトなどをしていなくても、「学生という特殊な属性」ということで、カード発行してくれる会社も多く、「学生カード」も人気が高くなっています。

やはり定職に就いていない人が、カード発行の可能性が低い

このように「申込書に「無職」と書いてしまう人」には、様々なタイプがありますが・・。

その中でカード発行の可能性が低いのは、「実家以外の住居(賃貸アパート、下宿、友人宅に間借り)で、定職に就いていない人」です。

近年では「働いていないひと達全般」に対して「ニート・ひきこもり」という表現を使う傾向が高くなっていますが・・。

厚生労働省では、「ニート=通学も家事も行っていない15~34歳までも無職者」という定義づけをしているようです。

近年では、「完全失業率が高くなってしまった若者やフリーターにも、自分の能力を活かし、就労への意欲を高めて欲しい・・」という国の想いから、若年者雇用対策の一環として、ハローワークやジョブカフェにおける就労支援が増えてきました。

無職にはありがたい「ハローワーク」や「ジョブカフェ」の支援

就職活動も行っていない「無職」の中には、「働きたいけれど、どんな活動をしたらよいのかわからない・・」と思っているうちに、野心や就職動機がなくなってしまったひと達もいるようです。

しかしそんな就労意欲が低下した状況であってもハローワークやジョブカフェの支援によって、「派遣社員としての就職に成功した!」という事例もありますので、各自治体にある機関を活用して相談、活動などをしてみてください。

稀に「前勤務先や嘘の居住年数の情報を書いたら、カード発行されてしまった!」とか、「Amazonカードは、無職の私でも審査に通った!」という体験談を見掛けますが、前者は「虚偽の申告をしている・・」という時点で、その事実(虚偽申込)がバレた時に、カード没収などのペナルティを受けることを知っておいた方が良いでしょう。

虚偽の申告がバレて、カード没収に…

クレカ会社では、「念には念を入れよ・・」という考えで審査を行っていますので、例えば年相応の収入ではない(23歳、年収900万円)場合、本人確認書類の提出を求められた際、虚偽申告が明らかになるケースもあります。

なお、クレジットカード会社の収入に対す考え方については、カード会社が申込者の年収を把握する方法で詳しく解説しています。

Amazonカードについては、「無職でも作れるクレジットカード!」と紹介しているサイトもあり、「親や家族、配偶者などの年収を記入すれば、問題ない・・」とされていますが・・。

無職の皆さんに収入源がなければ、カード会社が利用可能枠(利用限度額)を与えても、月々の支払いができません。

一時的に預金を使って支払いや返済が行えたとしても、そのサイクルは長続きするわけがないのです。

個人信用情報機関に「延滞情報」や「事故情報」が登録され自分の履歴にキズが…

最終的に、「収入源もない!預金も底をついた!」という状況に陥った時には、おそらく借入額も最大まで膨らみ、債務整理という選択肢しかない時点で、「自分の利用履歴に傷がつくだけでなく、カード会社も「貸し倒れ」というダメージを負う・・」という負のサイクルにハマっていくのだと思います。

ここで述べている「自分の履歴に傷がつく」とは、 「個人信用情報機関に登録されているクレジットヒストリーに、延滞情報や事故情報が登録される・・」ということです。

ちなみに、どんなに貯金があっても、クレジットカード会社では「貯蓄額」は、審査に影響を及ぼすことは原則ありません。

「仕事をしていないが、貯金はたくさんある・・」

こんな主張が「仕事をする気がないのだろうか?」という疑念を招きますので、きちんと仕事をして、「無職から脱する道」をお勧めします。

稀にではありますが、消費者金融系クレジットカードなら、「無職でも通った!」という体験談を見掛けますので、どうしてもクレジットカードが欲しい方は、挑戦してみてください。

それでも無職だけど・・・カードが欲しい人は

・無職=無収入の場合

本人収入が無くとも、①世帯年収で申し込めるクレジットカードを選択する。②申込者属性に無職と選択できる。この2つであれば可決の可能性がが高くなります。

しかし、両者ともクレジットヒストリーが良好であることが前提です。延滞歴等のネガティブ情報(事故情報含)があると、瞬殺の可能性が高いため注意が必要です。

①世帯年収で申し込めるクレジットカードを選択する。

例えば、無職=無収入で申込可能なカードとしては、世帯年収でOKな楽天カードが有名です。

以下が楽天カードの申込み画像となりますが、収入区分⇒本人様収入なし、本人様税込年収⇒0万円、勤め先区分⇒お勤めされていない方として、申込みしてください。

クレヒスに問題がなければ、家族カードではなく本人カードとして発行される可能性が十分あります。

ただし、発行されたとしても、簡易発行であるため利用限度額30万円以下の与信枠しか付与されません。

ちなみに、限度額はショッピング枠のみとなり、キャッシング枠は付与されません。また、支払い方法は一括払いのみが多くリボ払いは選択できません。

カード会社側から見ますと、「本来であれば属性の良い申込者のみにカード利用して欲しい。」といった思惑があるものの、多額の広告費をかけて集客しているため、クレジット会社にリスク(貸し倒れ)の無い範囲内で、簡易発行を行っているのが正直なところです。

(参考になる記事)

②申込者属性に無職と選択できる。

WEBであれば申込みフォーム内に職業=無職と選択できる項目があれば、一応申込みしても可決の可能性があると考えておけば良いでしょう。

入力フォームに、配偶者年収や世帯年収を申告する項目がない場合、無職=無収入で否決される可能性が高い

ただし、配偶者年収や世帯年収を申告する項目がなければ、無職=無収入では否決される可能性が高いため注意が必要です。

理由は、どのクレジットカード会社も約定日通りに毎回全額返済してくれる利用者が最もありがたいわけです。

つまり、無職=無収入であることは、返済能力が無いことを公言しているようなものですから、カード発行される可能性が低くなります。

職業=無職で発行された場合も①と同様に簡易発行である可能性が高いため、S枠は5万、10万となり限度額は低めとなります。

①、②ともにカード会社側から見れば温情発行であることには、変わりがなく、枠もすぐには増えません。

最低でも半年程度は地道にコツコツ真面目にクレジットヒストリーを蓄積する必要があります。

温情発行は、一般と異なり自分から増額申請しても見送られるケースも多いため、私は割り切ってクレヒスを育てるためだけに使用してはどうか?と思います。

たとえ、少額とは言え毎月の利用額を約定日通りに返済していれば、十分なクレジットヒストリーとなります。その後、別のカードで枠を賄うという考え方もあります。

クレヒスが良好でも大き目の枠がもらえるわけではありません。

「このように簡易発行(温情発行)カードであっても、クレヒスを蓄積すれば、いつか枠が大きいカードを持てますか?」といったご質問をいただくことがありますが、残念ながら答えは「No!」です。

クレジットカードの枠を決めるにあたっては、カード会社は法律の規制を受けます。

詳しくは、利用可能枠の増額方法とは?で解説していますが、クレヒスがいくら健全でも、年収アップや勤務先の勤続年数を長くするなどで、属性を改善する必要があります。

簡易発行カードでクレヒスを積み、ゴールドにランクアップもよいが、枠が少ないので意外と使えない事が多い…

クレヒスは非常に重要です。増枠、減枠の判断材料になることは間違いありません。

しかし、枠を付与するにあっては、法律の規制を受けるため、年収などの本人の返済能力が改善されている必要があります。

「簡易発行(温情発行)カードでクレヒスを積んでゴールドカードにランクアップしよう!!」と謳っているサイトを見かけますが、

クレヒスが良好であれば、取得可能です。しかし、枠が少ないので意外と使えないケースもあります。

自称自営業の場合はどうなんでしょうか?

  • 無職ですが・・・家のベランダで家庭菜園の経験があるので農業で申請すれば通過しますか?」
  • 無職ですが・・・家を飼っているペットの毛をカットしたことがありますのでトリマーで申請すれば通過しますか?」

といったご質問をいただきます。

家庭菜園など、自称自営(虚偽も含む)は、実態が取れず、職業的な信用度は、ほぼありません。

審査上、自称自営(虚偽も含む)は、実態が取れませんので、職業的な信用度は、ほぼ「ゼロ」と言っても過言ではありません。

前述のレジットヒストリーが良好(金融事故などの異動情報なし)であれば、簡易発行レベル(枠30万円以下)のカードであれば取得可能です。

(経営実態が明確にあり名実共に実績のある正規の自営業であればこの限りではありません。)

ここ数年で無職(自称自営含)であってもクレヒスが良好であれば、可決される可能性が高くなってきました。

理由は、カード発行までのスピードが早くなったことで、

  • ①与信にかける時間の減少。
  • ②個人情報管理が厳しく確認が面倒。

になったこの2つが考えられます。

①については、ここ数年審査担当者を介さない与信(疑義が発生しない)については、在籍確認を省略する会社が増えたこと。

②の個人情報を確認するためには、コストがかさむことで、自称自営の裏を取らなくなったことが大きいと考えます。

私が現役時代は、与信の際に少しでも疑義が発生する申込者については、職場への在籍確認や税込年収が記載された収入証明書を本人確認書類として提出いただいていました。

とは言うものの、自称自営に関しては、納税証明書の提出を依頼すれば一発でわかりますが、即日発行系だと確認するにも時間が無いというのが正直なところでしょう。

(参考になる記事)

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