会社役員の審査過程や落ちてしまうケースとは?

会社役員がクレジットカード審査を受ける際の注意点について解説します。会社役員は会社員と違い雇用形態が異なります。

当然ながら各カード会社の審査基準は一般の会社員をベースにしていますので、役員の場合は大幅に厳しくなる傾向にあります。

【目 次】
  1. 会社役員が申込む際の注意点とは?
  2. 会社役員でも審査通過が難しいケースとは?

会社役員が申込む際の注意点とは?

  • 「会社役員はクレジットカードの審査に通りやすいですか?」
  • 「会社役員しか法人カードを作れませんか?」
  • 「中小企業の役員はクレジットカード審査に通りにくいですか?」

以前、このようなご質問をいただきましたので、会社経営者や雇用形態が会社役員のクレジットカード審査について解説したいと思います。

役員であろうと審査過程は変わらない

まず、会社役員がクレジットカードの審査を受ける際は、通常の会社員と審査過程は変わりません。

審査の過程としては、スコアリングと言って

  • 本人属性(年齢、性別、家族構成、持家or賃貸、居住年数)、
  • 職業(年収、勤続年数、勤務先)

毎に加点を行います。

例えば、年収500万円は5点、勤続10年は10点などのように点数を付けていきクレジットカード会社の審査基準(信用力)を満たしていることと、個人信用情報機関にネガティブ情報(延滞歴)などの問題もなければ在籍確認を経てクレジットカードが発行されます。

審査過程においては定収があることが重要

特に会社役員の場合は、学生から急に「経営者」になる人も少ないですし、会社役員や経営者であれば「社会人経験も豊富」でしょうから、どこかの企業に勤めていた経験もあると思います。

通常、会社員時代にクレジットカードを持っていた人が大半だと思います。「会社の役員になったからクレジットカードを申込みしよう。」という人はかなり少数だと思います。

クレカ審査で重要視されるポイントは、安定した収入かつ返済能力である。

クレジットカードの審査においてとても重要なことは、「安定した収入を継続的に確保できており返済能力があるか」が審査基準となるため経営者であっても一般の会社員と変わりません。

極論ですが、従業員3000名の一部上場企業の部長と社員20名の中小企業の役員では、前者の方が属性が高いです。

つまり、クレジッカード審査では前者が有利ということになります。

なお、ショッピング枠やキャッシング枠などの与信枠については、与信枠はどうやって決まるの?で詳しく解説しています。

会社役員でも審査通過が難しいケースとは?

これは、私の勝手な思い込みかもしれませんが、会社役員は、年収が1000万以上の人も多く「見栄を張りたい。自慢したい。他人よりも優位に立ちたい。」といった自己顕示欲が比較的強い人が多いように思います。

なぜ、落ちてしまうのか?でも解説していますが、そもそもカード発行基準を満たしていないにも関わらずカードを申し込んでしまう。このケースが一番多いです。

実際の相談事例を紹介

ダイナースプレミアムを取得するのに必要な属性は年齢33歳以上で勤続10年以上となる。

実際に私が相談を受けた事例としては、ダイナースプレミアムが欲しいという方から相談を受けました。

この方の属性として、年齢28歳、会社役員(社員100名程度、創業40年以上)、勤続3年、年収1000万円とのことでした。

まず、ダイナースプレミアムの申込み者属性の要件として、年齢33歳以上、勤続10年以上・・・・となっています。

この段階でカード会社の発行基準を満たしていないため当然のことながら審査落ちとなります。

確かに28歳で年収1000万は一般的にはスゴイことだと思います。しかし、審査の現場では、発行基準を満たしておらず落ちてしまいます。

また、別の事例では、「身の丈にあったクレジットカードを申し込んでいない。」というケースもあります。例えば、今まで現金主義、ご主人の会社役員で勤続10年、年収120万円の人がいきなりゴールドカードを申込みしてしまうケースです。

クレジットカード会社の審査には各社それぞれ異なりますので、一概には言えませんが、特に現金主義の人でクレジットカードの利用実績が無い人は、審査落ちする可能性が高いため、一般カードからの利用をお勧めしたいです。

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