JICCの信用情報記録開示書の読み方

信用情報機関JICC(株式会社日本信用情報機関)の情報開示をされたい方も多いと思います。
そこで、実際に私の情報開示内容を元に見 方を解説したいと思います。

JICCの場合もCIC同様非常にシンプルですので、ぜひ、このページで理解してください。特に審査に影響するブラック情報(異動)は詳しく解説しています。必見です。

【目 次】
  1. 3分でわかるJICCの信用情報記録開示書の読み方
  2. 信用情報記録開示書(ファイルD)とは
  3. 信用情報記録開示書(ファイルM)とは
  4. 照会記録開示書とは

3分でわかるJICCの信用情報記録開示書の読み方

今日は、JICC(株式会社日本信用情報機関)から信用情報記録開示書を取り寄せたみたものの?

  • 「自分がブラックかどうか?どの項目を見ればいいの?」
  • 「今後新しいクレジットカードを作れるか?ローンを組むことができるか?はどこを見れば判断できますか?」

というご質問をよくいただきますので、信用情報記録開示書の見方について解説したいと思います。

自分がブラックか?を確認する方法でも解説していますが、クレジットカードのみであればCICだけで十分ですが、消費者金融を利用している人はJICCの情報開示も必要です。

開示するにあたって非常に重要なこと

JICCの検索条件は主に「住所」となり重要です。

開示請求をする前に1点ご注意いただきたいことがあります。

JICCの場合は、住所が非常に重要な検索条件となります。CICとは違い運転免許証を入力する項目は存在しません。

信用情報機関へ開示請求を行う際に過去の住所を正確に記入しないと正しい情報が出てきません。

JICCへ情報開示するとわかりますが、「名前」「生年月日」「電話番号」を入力すると過去の住所を記入しなくても記録開示書は出てきます。しかし、「名前」「生年月日」「電話番号」「住所」これらが一致しないと正確な情報が出ません。

「よく3年前に自己破産を行い破産免責を受けました。JICCへ開示請求を行いましたが何にも記載されていません。どうしてですか?」という質問をいただきますが、これは住所を正しく記載していないという典型例です。気をつけてください。

個人情報を正しく申告すること

情報開示請求を行う際、自分の信用情報を全て開示しないと「ブラックかどうか?や新しいクレジットカード発行される可能性あるの?」などの判断材料になりません。

「住所を忘れたからいいだろう。」ではなく正しい住所を記載することが極めて重要です。

さて、日本信用情報機構(JICC)の信用情報記録開示書は、3つの書類で構成されています。

 ※クリックで画像が拡大します。

それでは以下は、私が平成26年8月25日にJICCで開示請求した際の開示書を元に解説していきます。

信用情報記録開示書(ファイルD)とは

ファイルDは、主に借入情報が記載されています。JICCの場合、素早く更新されるよう借入の状況がリアルタイムで更新され常に最新の状況がわかります。

下記は以前私がJICCで信用情報を開示した際のファイルDとなっていますが、私は現在まで一度も消費者金融などのキャッシングやカードローンを利用したことがありませんので該当情報が全くありません。

そこで、JICCから取り寄せた開示書の見本を例にとって解説します。

 ※クリックで画像が拡大します。

このファイルでは、自分の今の状況がブラックか否か?やもしブラックであればいつ記録が無くなるのか?がわかります。

その場合の確認方法としては、⑰『異参サ内容 異参サ発生日』という項目に何が原因でいつブラック状態になったのか?がわかります。

この場合、平成25年6月21日に延滞が原因でブラックになったのがわかります。

JICCに記録されているブラック情報とは

なお、JICCでは⑰の異動参考情報登録される内容は以下となります。記録される情報は滞納や延滞などの事故情報(ブラック情報)だけでなく、法的手続きも記録されます。

項目 内容 登録期間
異動参考情報 利息や元金の延滞を入金予定日から3ヶ月以上入金されていない状態が発生した時 延滞継続中
入金されて延滞が解消された時 延滞解消日から1年を超えない期間
法的手続きを取り強制執行や支払督促などで契約者が債権回収を行った時 発生日から5年を超えない期間 ※法的申立ての取り下げの場合はその時点まで登録
支払が困難になり契約先へ減額などを依頼し債務整理した時
民事再生、破産申立、特定調停を行った時
返済できない等の理由で保証会社が契約先へ保証履行を行った時 発生日から5年を超えない期間
返済できない等の理由で契約先が保証会社から一括で支払いを受けた(保証契約弁済)時
カードの強制解約や連帯保証人の弁済があった時

ブラックの事由としても最も多いのが延滞です。延滞が続いている場合は、記録として残り続けるので注意してください。JICCの場合は、延滞が解消されると1年を超えない期間のみ登録されます。

なお、返済できない場合の債務整理や保証履行を行った際、発生日から5年を超えない期間登録されます。また破産申立、特定調停なども同様の期間登録されます。

従って、住宅ローンなどの新たな借入を行う際は、この異動情報が無くならない限り審査落ちする可能性が高いのですが、

延滞解消の場合は登録期間が1年ですので、返せない場合は親や親戚などに借りてでも返済したほうが得策です。

信用情報記録開示書(ファイルM)とは

 ※クリックで画像が拡大します。

ファイルMとはクレジット情報がメインで登録・更新されている開示書です。借入情報とは違いますし、登録や更新頻度は月次となりますので、直近の状況が登録されていない可能性があります。

このページを見ている人は、JICCの信用情報を見て自分の情報がブラックか?否か?を知りたい人がほとんどだと思いますので、基本的にファイルMを気にする必要は無いと思います。

ここでの注意点としては、JICCの会員企業は消費者金融系がメインですが、CIC,JICC両方に加盟しているとJICCにも登録されます。上記は私の開示書ですが、クレディセゾン(UCカード)と楽天カードはJICCの加盟企業ですので、それぞれ記録されています。

自動車ローンや携帯電話本体を分割購入した場合でもJICCの加盟企業でなければ記録はありません。その場合は、CICで開示を行う必要あります。

詳しくは、CICの信用情報開示報告書の読み方を参照してください。

照会記録開示書とは

照会記録開示書とは、自分の信用情報を照会した会社名と照会年月日が記録されています。

私の照会記録開示書を例に取ってご説明します。上が平成26年1月30日、下が平成26年8月25日の開示書です。

 ※クリックで画像が拡大します。

現在、利用中の楽天カードが利用状況を調査するため途上与信を行っているのがわかります。

途上与信を行う理由は、主に「他社でキャッシングなどの新たな借入れを行っていないか?」や「カード更新時の中間審査的な位置づけで現在の利用状況を確認する」ために利用されます。(照会目的として途上管理照会と記録されています。)

また、平成25年10月5日にアコムACマスターカードの申込みを行いましたのでアコムが返済能力を調査するため照会をかけたのがわかります。(照会目的として契約照会と記録されています。)

この時、無事にアコムACマスターカードの審査に通過しましたので、平成25年10月5日から平成25年10月10日にかけて5回途上与信を行ったのがわかります。

 ※クリックで画像が拡大します。

平成26年8月25日の開示書です。この時、平成26年4月10日に住宅ローンの申込みを行いましたので、住信SBIネット銀行が審査のためJICCを照会しているのがわかります。

住信SBIネット銀行の審査に通過しましたが、最終的には新生銀行でローンを組むことにしましたので、平成26年7月30日のローン実行前に新生銀行が念のため私の返済能力の調査やキャッシング等の新たな借り入れが無いか?などを平成26年7月16日に調査しているのがわかります。

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