CICの異動情報が残っている状態でもカードが作れますか?

「信用情報機関のCICに異動情報が記録されている状態でもクレジットカードの審査に通過しますか?」非常によくいただくご相談です。

このページでは実際にご相談いただいた方の信用情報を元にカード審査に通過するための方法を徹底解説いたします。やや専門的な内容も含まれていますが、必見です。

【目 次】
  1. 事例1:携帯電話本体の分割購入(割賦契約)を滞納し債権譲渡された事例
  2. 事例2:親が勝手にクレジットカードを利用して延滞してしまった例
  3. CICの異動情報が残っている状態でも作れるカードとは?

事例1:携帯電話本体の分割購入(割賦契約)を滞納し債権譲渡された事例

今日は2つの事例を元にCICの異動情報が残っている状態でもカードが発行されるか?について解説したいと思います。

契約の内容

契約者データ
  • [契約の種類] 個品割賦
  • [契約年月日] 平成23年 6月9日
  • [契約終了予定日] 平成25年9月4日
  • [契約額]  72千円 (24回払い)
  • [商品名略称]  (1)携帯電話
  • [数量・回収・期間]  (1) 1

お支払いの状況

平成24年8月2日現在の登録内容
  • [残債額]  0千円 [返済状況]異動
  • [情報発生日] 平成24年 4月10日
  • [入金状況] 012345678901234567890123
  • [終了状況] 移管終了 -AAAAAA$$$-
  • [金額]  45千円
  • [割賦残債額]  0千円
  • [年間請求額]  0千円

上記は昨今非常に多いiphoneなどのスマートフォン本体を分割払い(割賦契約)を行い、延滞したことによる事故情報です。

やや専門的ですので、この事例を詳細に解説すると各キャリアではキャンペーン時に今加入するとパソコンが1円で購入できます。といったキャンペーンを頻繁に行います。

支払いを無視し続けた結果、支払債券が移管

1円で購入したパソコンの通信契約を解約したが、違約金が発生したので無視をし続けた事で債権譲渡に…

それに釣られて、1円で購入したのは良かったものの後からモバイルなどのPCを一切使っていないことがわかり、解約を行ったものの違約金が発生したにも関わらず、支払を無視してしまい債権譲渡の結果、現在債権回収会社へ返済中といった事例です。

このケースは、通常の異動よりも罪が重いと言わざるを得ません。

これは、契約の終了状況に移管終了とありますので、債権回収が不能となって第三者に債権譲渡された状態を指します。

この契約では端末代金が72千円とあります。24回払いですので、月々3千円ですので、学生でも十分支払える金額ですが入金状況を見ていると3回返済して以降は、返済期日になっても未入金の状態が5回も続いています。

3千円も払えない人に与信を付与する程、金融機関は甘くない

金融機関の考えでは、月々の少額3000円も支払えない人に、お金を貸したくないというのが本音である。

上記CICの信用情報を見て各金融機関がどのように思うかですが、「毎月たった3千円の機種代金も払えない人に新規の与信を付与したくない。」というのが率直な感想ではないでしょうか。

今後の注意点としては、個品割賦の契約を行った信販会社の社内データには、この契約者の社内ブラック情報が記録され続けるので、この信販会社が絡んでいる携帯電話本体の分割契約ならびに家賃保証契約などの賃貸借契約なども利用できないでしょう。

当然、この信販会社が発行するクレジットカードを申し込んでも審査に落ちます。

なお、この状態で住宅ローンに申し込んでもかなりの確率で審査に落ちる可能性が高いので、5年後の平成29年9月10日にはこの事故情報が無くなりますので、それまでは、しっかりと頭金を貯める活動に専念されることをお勧めします。

また、新しいクレジットカードを申し込む際は、比較的審査が柔軟なカード(ACマスターカード等)を選択されることをお勧めします。

事例2:親が勝手にクレジットカードを利用して延滞してしまった例

お支払いの状況

平成25年9月10日現在の登録内容
  • [残債額]  400千円 [返済状況]異動
  • [情報発生日] 平成25年5月8日
  • [入金状況] 012345678901234567890123 -AAAAAA$$$

このケースは住宅ローンの申込みを行ったものの、どの金融機関からも融資を断られてしまったケースです。

この事例を解説するとご主人の親が無断でクレジットカードから50万円程度のキャッシングを行ってしまい最初の3回は支払ったものの以降はずっと滞納してしまったという事例です。

これは、最初の携帯端末と同じく、CICの信用情報に異動情報として記録され、ブラックな状態となっているのがわかります。

個人的には、「非常に可愛そう。」と言いますか「情状酌量の余地もあるのでは?」とも思いますが、「ブラックであることに変わりはありません。」

延滞が解消されない限り異動情報が記録され続ける

延滞が解消されないと、永久に異動情報が記録として残ります。

この人の場合、事例1と違うのは、契約そのものは終了していません。

延滞が解消されていない状態が続いています。このままでは、延々と異動情報が記録され続けることになります。

従って、この人が取るべく方法としては、まずキャッシングを完済させることで、早急に取引を終了させます。これによって、契約を終了させることで再度住宅ローンの申込を行います。

とは言うものの、審査落ちする可能性が高いですが、住宅ローンの場合、キャッシングや自動車ローンの完済が融資条件となるケースがほとんどです。

仮に信用情報上では、キャッシングの延滞があったとしても、契約を終了させることで延滞が解消されていれば勝算が0ではありません。

その際、個人信用情報機関で開示請求を行い契約が終了していることを確認してからチャレンジしてください。

住宅ローンの場合、

  • 信用情報上の信用履歴
  • 収入
  • 自己資金
  • 勤続年数
  • 勤務先の規模
  • 物件の担保評価等

を総合的に判断します。

例えば、収入に占めるローンの返済負担率が極端に多い場合(一般的には30~35%以内が理想)審査に落ちますし、また極端に自己資金が少ない場合も審査に落ちます。信用履歴だけが審査基準ではないのです。

CICの異動情報が残っている状態でも作れるカードとは?

これは、私の知人の例ですが、「債務整理を行い5年経っていないにも関わらずアコムACマスターカードが発行されたんだけど、どうして?」という質問を受けました。

債務整理を行う=カードを発行をしてはいけないという法律はない。

通常は、CICに異動情報が掲載されていると審査に不利です。

おまけに債務整理等をした場合、「法定免責」と記載されますので、債務整理したことがわかってしまいます。

しかし、債務整理を行ったからと言ってクレジットカードを発行してはならないという法律はありませんし、審査基準はカード会社によってマチマチです。

当然、アコムはCICの加盟企業ですので、与信の際にCICを参照しないなどということは考えられません。当時の審査部の判断によって発行されたのでしょう。

ACマスターカードが最もお勧め

また、ACマスターカードの場合、クレジットカードの審査よりかはキャッシングの審査と考えて良いでしょう。

例えば、クレジットカードの審査では、スーパーホワイト(詳しくはこちら)は非常に審査に不利とされていますが、キャッシングの場合は全く問題になりません。

特に消費者金融系の場合、独自の審査基準を持っています。

消費者金融は独自の基準をもっており、債務整理をした人=借金が無いと判断することもある。

これは、私の憶測ですが、私の知人のように既に債務整理をした人は、「他に借金が無い人。つまり負債がない人。」でもありカードを発行しても問題無いと見なされたのでしょう。

また、たまたま顧客を積極的に獲得したい時期に偶然申し込んだのも影響しているかもしれません。

とは言うもののアコムは審査が甘いというわけではありませんので、私の知人に対して与信を付与するに値する人物であるとみなされたのが非常に大きいです。

当然のことながら、延滞が解消されず異動情報が登録され続けていればカード発行されることは無いでしょう。

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